テキスト・教材

メインテキスト

●「つみきBOOK」藤坂龍司著

ABAホームセラピーのためのメインテキストです。ABA初心者の親御さんでもわかりやすいように、ABAの基本原理から説き起こして、問題行動への対処法、各プログラムの教え方などがていねいに解説されています。
入会されたら、まずつみきBOOK【上】の第一部「基礎知識」をお読みください。その後は、【上】第二部「初級課題」から、【中】中級課題、【下】上級・年長課題へと、課題の進行に合わせてお読みください。

●つみきBOOK【上】(基本原理・初級課題)
●つみきBOOK【中】(中級課題)
●つみきBOOK【下】(上級・年長課題)

「つみきBOOKには本当にお世話になっております。初めて育児、しかも障害児育児に臨むにあたって、教え方や育児の方向性のようなものはいつも不透明で不安です。そんなときにまず頼る教科書のようなものがあることが本当に心強いです。これからも沢山使っていきたいです。」(こば)

「今年の○月頃、つみきBOOK下の『受け身・あげもらい』『どこが同じ?どこが違う?』を真剣に読み込んで取り組みました。いつもなるほどと思いながら読んでいます。この章に限らず、つみきブックは大変丁寧に書かれていて、代表のお人柄が伝わってきます。子どもがここでつまずくであろう難所が書かれていて、それに対するポイントも痒いところに手が届くように書いてあります。つみきブックには、鬼門と書かれていた『受け身・あげもらい』も、つみきブックを親が読んで教えることでマスターできました。」(かなみ)

ビデオ・動画

●「自閉症児のためのABA-つみきBOOK付属ビデオ-」

ABAの基本原理から、問題行動への対処法、初級から上級までの主要課題の教え方までがDVD1枚にコンパクトにまとめられています。実際のお子さんの映像を交えながら解説してあるので、セラピーのイメージが付きやすいのがお勧めのポイントです。
入会時に「つみきBOOK【上】」と一緒にご購入されて、最初にご覧いただくことをお勧めします。

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●DVD(91分)

会員価格:3,900(送料別)

●「つみきBOOK LIVE!」シリーズ

「つみきBOOK LIVE!」シリーズは、まさに「見るつみきBOOK」です。つみきの会の藤坂代表が、初級から上級までの主要課題を、NOTIAセラピストを子ども役にして、実演を交えながら詳しく解説しています。新しい課題に取り掛かるとき、課題につまづいたときに、何度も見返されることをお勧めします。
基礎編6本、初級編14本、中級編<前半>12本、 中級編<後半>9本、上級編13本からなっています。
課題の進行に合わせて一本ずつ、リーズナブルな価格で購入できますし、数日間だけのレンタルも可能です。またDVDで全巻まとめ買いすることもできます。

「つみきBOOKは自閉症児の親のバイブルとなりえる本ではありますが…、唯一の欠点は…活字を読むのがしんどい私にとっては、気合を入れて読む必要があるということです(笑)。そんな私にすごくありがたかったのが、つみきBOOK LIVEです。
つみきブックを読んで実際にやると、『これで、合ってる??』と疑問に思う部分なども腑に落ちるし、分からない部分に何度も戻って再生して復習&確認できるのも、ありがたかったです。
動画のつみきBOOK LIVEを活用しながらつみきブックを読み進めたり、上手くいかない時は発達相談や定例会などで質問してみるといいと思います。」(S.M)

「つみきBOOK LIVEはセラピーを行う際の注意点や、確認ポイントなどの説明はもちろんのこと、見るだけでセラピーのやり方を目や耳で感じることが出来、非常にイメージしやすく、ABAセラピーの基本動作である、褒めるタイミングを始めとしたやり方・動き方も、自然と身につくことができ、自信を持ってセラピーを行うことができます。
また、藤坂代表とNOTIAのセラピストの方が出演されており、つみきの会のアットホームな雰囲気が感じられ、「つみきの会ってどんな会だろう?」と思われている方にも会の雰囲気を手軽に知る機会にもなるかと思いますし、既に会を知っている方も、楽しく(面白く?)見ることができ、オススメです。」(MT)

その他のテキスト

●「つみきプログラム」藤坂龍司著

ABA療育のための詳細なプログラム集です。
初級・中級編、上級・年長編の二冊に分かれています。「つみきBOOK」の副読本として利用ください。
本書はつみきの会のメインテキストである「つみきBOOK」を補う姉妹本として作られた、ABA早期家庭療育のプログラム集です。

本書にはABAの基本原理や、問題行動の対処法、教え方の基本的なテクニックに関する説明はありません。必ず「つみきBOOK」と併用してお使い下さい。

●初級・中級編

価格:3,000(送料別)

●上級・年長編

価格:2,800(送料別)

●「つみきBOOK就学期編」藤坂龍司著

「つみきBOOK」の就学期版です。
学校スキル、ソーシャルスキル、アカデミックスキル、身辺自立と外出スキルなど、小学校就学後に必要になるスキルについて解説しています。

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価格:2,400(送料別)

●「つみきBOOK ABA特別支援教育編」藤坂龍司監修 1年つみき組著

つみきの会でABAを学んだ支援学校の先生方が書いた本です。支援学校、支援学級にABAをどう導入したらよいのか、問題行動にどう対処したらよいのか、ABAに消極的な他の先生方をどうやって味方に付けるか、など、すぐに実践に役立つ内容が盛りだくさんです。

価格:2,400 (送料別)

●「裏つみきプログラム」つみきの会編、楓綾巴・福井葵著

NOTIAスーパーバイザーの福井と楓(当時)が、長年のセラピー経験を活かして、つみきBOOKやつみきプログラムの課題の、独自の教え方の工夫や、つみきBOOKに載っていない(けど、役に立つ)独自の課題を収録した、とても貴重な本です。

●「裏うらつみきプログラム」つみきの会編、山﨑 美希著

東海地区SVの山崎が執筆した、「裏つみきプログラム」のバーション2です。
第一章では、初級、中級課題のつまづきや困りごとを克服するための様々なプロンプトのアイディアを紹介しています。第二章では、セラピーを進めていくうえでの全般的な困りごとや、日常生活での困りごとを克服するアイディアを紹介しています。第三章では、ピアトレーニングとSSTのプログラムを取り上げています。

●「裏うらウラつみきプログラム」つみきの会編、池田千紗・松井絵理子著

「裏つみきプログラム」バーション3です。
関東地区SVの池田(当時)と新潟地区SVの松井が共同執筆しています。
第一章では「般化」をテーマに様々なアイディアを紹介します。第二章では、「遊びの教え方」をテーマに初級から上級までのお子さんに適した遊びの例と教え方を紹介します。

価格:2,200 (送料別)

●「発達障害児の支援に携わる人たちのためのABA入門」藤坂龍司著

ABAについて学びたい、と思われている療育・教育・福祉などの関係者、現場スタッフのみなさんのために書かれた、ABAの入門テキストです。会員・非会員を問わず、どなたでもご購入いただけます。
ABAの基本原理、問題行動への対処法、幼稚園など、生活場面での指導法、セラピー場面での指導法などわかりやすい文章でコンパクトにまとめられています。職員の研修用テキストとしてもお勧めです。

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エビデンス・レビュー

●「オーストラリア自閉症早期療育エビデンス・レビュー」
 ジャクリーン・M. A. ロバーツ、マーゴット・プライア著
 井上雅彦監訳、つみきの会翻訳委員会訳

オーストラリア保健・高齢化省の委嘱により、オーストラリアを代表する自閉症の専門家2人が、国内外の学術文献を精査した上で作成した、自閉症早期療育の効果に関するエビデンスのレビューです。

本書を読むと、自閉症に対して、いま世界でどのような治療・教育法が行なわれているのか、その各々に、治療効果に関するどのようなエビデンスがあり、あるいはそれがないのか、が一目瞭然です。

手記

●「希と陸 ABA早期療育その後 小学時代」 渡辺 琳子著

著者の渡辺琳子さんは、関西地方在住のつみきの会の初期の会員さんです。
現在(2016年)、高校生のお姉ちゃんと、中学生の弟さんの二人姉弟をお持ちです。
知的にはお姉ちゃんが高機能、弟さんはボーダーラインに属します。

就学までに心がけたこと、から始まり、入学前の学校との交渉、入学式、入学後の担任との連携の取り方、お姉ちゃんが学校でいじめにあったときの対応、家庭での子育てで注意したこと、弟さんの登校渋り、普通学級から支援学級に移行するかどうかの迷い、小学校高学年での障害告知など、高機能やボーダーラインのお子さんをお持ちの親御さんの多くが、就学期に直面するであろう様々な問題や場面が詳しく取り上げられて、とても参考になります。

●「『ママ』と呼んでくれてありがとう」 杉本 美花著

ABA早期療育でわが子を劇的な改善へと導く母親の体験記としては、キャサリン・モーリス「わが子よ、声を聞かせて」が有名ですが、この本はその日本版と言っていいでしょう。もっともモーリスさんはブリジットというセラピストにセラピーを委ねましたが、この本の著者、杉本さんはセラピストに頼らず(というか頼れず)、母親である杉本さんが太郎くんのセラピーをほぼ一手に引き受けます。しかもその間、下の妹さんの妊娠、出産、子育てを経験しながらです。勇気と根気と叡智を兼ね備えた日本のお母さんに拍手を送りたいです。

オリジナル教材※全て会員の方限定販売です。

●なまえカード
(動物カード、食べ物カード、乗り物・生活用品カード )

●全3種類

価格:各種800 (送料別)

●動作カード

「靴をはいてる」「おそうじしてる」「座ってる」など70の動作のイラストカードです。

価格:1個/1,000 (送料別)

●連続カード

「朝起きて、昼遊んで、夕方お風呂に入って、夜寝る」などの一連の出来事の流れを追うカードと、ソーシャルストーリー系のカード合計91枚です。

価格:1個/1,300 (送料別)

●どこが違うカード

二枚のカードを比べて、絵のどこが違うかを探せるようになっています。20組(40枚)のイラストです。

価格:1個/1,100 (送料別)

●構文カード

ぞうさんやカバさんやキリンさんがお風呂に入っていたり、ご飯を食べていたり、本を読んでいたりするカードです。それを見て、「ぞうさん、お風呂入ってる」などの三語文の練習をします。60枚のイラストです。

価格:1個/1,000 (送料別)

●構文カード2

構文カードの続編として、少し難易度を増しました。
「ぞうさんがズボン履いてる」「ぞうさんとパンダさんが手をつないでる」などの三〜四語文を練習します。60枚のイラストです。

価格:1個/1,100 (送料別)

●同じのどれ?カード

中級から上級向けです。上に5こ絵があって、下に2~3こ絵があります。下の絵を大人が指さして、「これと同じのどれ?」と聞き、上の5この中から選ばせる、というものです。合計30枚。

価格:1個/1,400 (送料別)

●手作り時計教材

この時計教材はもともと私(藤坂)が自分の娘に時計の読み方を教えるときに手作りで作ったものです。
厚紙でできた粗末なものなのですが、それゆえの長所もあります。

まず第一の長所は、長針や短針が簡単に取り外せるので、短針だけ、長針だけにして、その読み方を教えることができることです。

二番目の長所は、紙でできているので、時計盤に鉛筆で薄く書き込みをして、それを後で消すことが容易なことです。

例えば短針が4時と5時の間を指しているとき、「4時」と読むことを教えたいとします。そういうときは、4時と5時の間の空白に、薄く鉛筆で「4」と書いてやるだけで、プロンプトになります。上手に読めるようになったら、それを消しゴムで少しずつ消していきます。そうすれば自然にプロンプトをフェーディングできる、というわけです。

市販の教材でも、時刻と時刻の間に数字が入っているものはありますが、印刷してあるため、それを消すことができないのが難点です。この時計教材だと、紙でできているので、その難点をクリアできます。

分を教えるときも同じで、時計盤の1,2,3・・・の数字の外側に5,10,15・・・と鉛筆で書いてやることで、簡単に長針の読み方をプロンプトすることができます。これも不要になったら、櫛の歯が抜けるように、部分的に消していくことで、スムーズに普通の時計に移行できます。

難点はこわれやすいことですが、モデルを見れば、ご自宅で作り直すことも容易です。

●ケース入りで「時計の教え方」説明書付き

価格:1個/1,100 (送料別)