あれこれ
第27号 2007.09.27:「綾ちゃんニュース特集」
<あれこれ>
今日のテーマ「綾ちゃんニュース特集」
今日はしばらくお休みしていた、「綾ちゃんニュース」をまとめてお送りします。
「綾ちゃん」とは、小学6年生になった私の娘です。母親の付き添いで、普通学級に通っています。興奮すると「キーッ」と奇声を上げながらはね回ったりする低機能児ですが、一方で割り算をこなしたり、ピアノを弾いたりする部分高機能児でもあります。
<綾ちゃん、中学校にあいさつに行く>
先日、綾は私と妻と一緒に、来年進学する予定の近所の公立中学校にあいさつに行きました。
中学校をどうするか、いろいろ考えていたのですが、どうも小学校6年間、特殊学級の様子を横目で見ていて、中学もとても期待できそうにない(当たったらうれしいが、はずれたら逃げ場がない)と思ったのと、どうせ途中でつまづくだろうと思っていた算数が、いつの間にか小学校6年生まで大きなつまづきもなしにきたのが自信になって、中学校もこのまま普通学級でお世話になりたい、と思うようになりました。
といっても、相変わらず付き添いなしではとても無理なので、親の付き添いを引き続きお願いするために、中学校に出向いたのです。
校長先生と教頭先生に事情を説明して、「検討した上で返事をする」と約束して頂きましたが、どうなるかわかりません。
綾ちゃんは、教頭先生に声をかけられると一応返事をしていましたが、後は黙々と落書き帳に落書きをしてばかりいて、社会性のなさをしっかりと暴露していました。
<綾ちゃん、倒立に成功する>
東京定例会のあった22日(土)は、綾ちゃんの運動会でもありました。
私はうっかりしていて定例会の予定を入れていたので、小学校最後の運動会に出られない羽目になり、妻の不興を買いました。
運動会は、去年ダメだった組体操の倒立に、今年成功できるか、が最大の焦点でした。
特訓の甲斐あって、自宅ではできるようになっていたのですが(倒立と言っても、相方が手で支えるやつです)、9月に入ってからの学校の練習ではなかなか成功せず、私は半ばあきらめておりました。
なんせ、本番では1回目に成功しなかったら、その場にしゃがまなければならず、再チャレンジは認められていないのです。綾ちゃんは、2,3回やれば成功するのですが、初回は必ず失敗していました。
リレーはどうせ今年も遅いだろうし、今年は余り期待できないなあ、と思って、当日、あまり後ろ髪を引かれることもなく東京定例会に出かけたのですが、夜、帰宅してみると、妻が「倒立、成功したよ」と言うではありませんか。なんと、本番は一発で成功したらしいのです。
「ああ、それならぜひ見たかった」と思っても後の祭りです。
しかし妻にビデオ撮影を託していたので、せめてビデオで、と思ったのですが、テープを回してみると、肝心の倒立のところが映っていません。機器の扱いに慣れない妻は、撮っていたつもりで、ボタンを押し忘れていたのです。あ~あ。綾ちゃんの晴れ姿を見そびれてしまったのでした。
<綾ちゃん、速度の問題を解く>
今日は算数のテストがありました。速度のところです。「速度=道のり÷時間」「時間=道のり÷時間」「道のり=速度×時間」 この3つの公式のどれかを文章題に当てはめて、答えを出さなければいけません。
妻によると、授業では3つも式を教えられて、混乱している子どもが多かったそうですが、妻の方針で綾ちゃんは、一つの公式だけを覚えました。「速度=道のり÷時間」です。この式の変形の仕方を教えておけば、残り二つの式は簡単に出せるから、だそうです。
おかげで綾ちゃんは混乱することもなく、どの文章題もなんとか解けた、とのことです。わが妻ながら、さすがのコーチぶり。頭が下がりました。
以上、綾ちゃんニュース特集でした。